失恋くらいで泣くなんて心が弱い!失恋で泣くことは引きずること!などと、泣くことをセーブしてしまう人っていますよね。
悲しくて仕方ないけれど、大人なんだから子供みたいに泣くなんて恥ずかしいこと、などとぐっと我慢してしまいます。
大好きな人への気持ちをある日バッタサリと断ち切られてしまうわけですから、辛くないはずはありません。
けれど、ひたすら我慢することは、却って失恋を長引かせたり、こじらせることもあることを知っていますか?
実は、泣くことは失恋から立ち直るには効果が高い方法なんですよ。
そこで、失恋で泣くことが効果的な理由と、実際にどのように泣くと良いのか方法、注意点についてもご紹介したいと思います。
失恋で泣くことが良い理由
失恋で泣くことが良い理由1:自律神経の働きを整える
「失恋で泣く?ありえない!」「たかが失恋なのに何で泣くの?」なんて思っているでしょうが、泣くことは失恋から立ち直るにはとても効果的な方法のひとつなのです。
泣くという行為は、辛いこと悲しいことがおこったとき、自身の心を守ろうとする力が自然に働きます。
悲しいことや辛いことを心や頭に溜め込んでいると、自律神経の働きに影響し乱れてしまいます。
交感神経と副交感神経の働きが狂うと、体や精神の状態に悪影響を及ぼすことに。
例えば、急に食欲が無くなったり、眠れなくなったり、感情の落ち込みが強くなり、ウツ状態になったりなどの不調が表れることも。
これらの体調不良は、自律神経の仕業です。
精神的に押しつぶされたり、体に何らかのトラブルがおこってしまうからでしょう。
泣くことで辛い気持ちが吐き出され、溜め込んでいた悲しみが軽くなります。
思い切り泣くことで、リセットされ悶々とした感情が落ち着くことに。
乱れてしまった自律神経の働きも戻り、穏やかな気持ちを取り戻せるでしょう。
失恋で泣くことが良い理由2:悲しみの理由がわかる
失恋したときは軽いパニックになっていることが多いのです。
「どうしてフラれたの?」「何が悪かったの」などと、何がなんだかわからなくなっていることでしょう。
突然、別れを告げられたりしたらなおのこと。
けれど、失恋したことを認めると自然に泣けてくるのです。
「何で!」「別れたくない」「寂しくて死にそう」などなど。
泣く理由は人それぞれですが、ちゃんと何に対して泣いているのかわかるようになります。
「寂しいかったんだ私」「あいつのことこんなに好きだったんだ」などと、悲しかった理由がわかり、少し冷静になることができるのです。
理由がわかると、失恋を受け入れられ意外にあっさりと失恋から立ち直れることも。
失恋で泣くことが良い理由3:泣くことで自分をさらけだせる
失恋で泣くことは女々しいようで、ついやせ我慢する人がいます。
失恋するようなキャラじゃなかったときや、泣くことで自分の弱さが露呈すると思い込んでるような人は、失恋しても強がるのです。
我慢ばかりしていると失恋を受け入れられなくなります。
「自分はフラれたんだ」「あんたに好きだったのに思いを経たなくてはならないんだ」などどと認めることが重要。
認めることで素直に涙を流せるからです。
プライドや難しく考えないで、丸裸になってみると、クヨクヨしてたことが嘘のようにバカらしく感じることも。
辛いことや悲しいことを表現するためには、涙はとても効果的なのです。
失恋で泣くことが良い理由4:泣くことで疲れる
失恋で泣くという行為は意外に疲れます。
失恋したときは夜になると悲しみや辛さが混じり合い、眠ることができない人も多いのではないでしょうか。
部屋の明かりを消すと、好きだった人との思い出が頭の中を占めて、苦しくなることも。
失恋したと実感すると悲しい気持ちになり、自然に涙が出てきます。
そのようなときは赤ちゃんのように大泣きしてみましょう。
大人になってから声を出して泣くことなどそんなにはないですよね。
たとえ泣きたくても、ぐっと我慢することの方が多いはずです。
けれど、プライドや恥ずかしさなど捨てて、自然体になって泣くことは、ほど良い疲労感を得られます。
思い切り泣いて、ぐっすり眠りリセットしてみると、心が軽くなり元気への近道になるのです。
失恋で泣くことが良い理由5:悲しみが軽減できる
失恋で泣くことなくやり過ごした人は、いつまでも失恋を引きずることになります。
失恋したのかどうかわからないままだと、もしかしたら?と期待するからです。
しっかりフラれたことを自覚することで、悲しみがじわじわと押し寄せてきます。
寂しくて、辛くて知らないうちに涙する人もいるでしょう。
けれど、悲しみが形になることで解決方法を見つけ出そうと思うはず。
乗り越えたい、いつまでも辛いのは嫌だという気持ちが芽生え、前に進むことができるのですから。
失恋で泣く方法
失恋で泣く方法1:思い切り思い出に浸る
失恋で泣くためには、人によって様々です。
中でも好きな人との楽しかった思い出を振り返ることは胸の奥から悲しみが込み上げてくるでしょう。
優しかった瞳、抱きしめられるとドキドキしたことなど体中が覚えています。
「もう一度戻りたい」「好きな人に触れたい」と思っても戻れないことを再確認したとき、失恋で泣くのです。
また、画像や思い出のものを見ながら思い存分思い出の中に浸りましょう。
まるで自分が悲劇のヒロインになっているように感じ、涙でぐっしょりなること間違いなしです。
失恋で泣く方法2:悲しい映画を見る
失恋したことで泣くためには悲しい映画をみることも方法のひとつですね。
「失恋したけどなかなか泣けなかった」という人は、泣く方法やきっかけを見つけることができないのかもしれません。
また、性格的にセーブしている場合も同じように、失恋で泣くことができません。
そこで、悲しい映画を見ることです。
できれば、悲恋がテーマの映画なら自身の失恋を投影できるためすんなり泣くことができるかもしれませんね。
失恋で泣く方法3:心に響く歌を聞く
映画を見て涙を引き出すのと同様に、心にジーンと響くを聴いてみるのも失恋で泣く方法のひとつですね。
恋人同士の時に一緒に聞いた思い出の歌は、一番効果が高いでしょう。
五感を刺激する音楽は、「あの時」の光景を鮮明に引き出すからです。
例えば、記憶は曖昧なことでも、流れていた音楽を聴いて急に思い出がくっきりするなんてことありますよね。
失恋で泣くとき、すんなり泣けるのには部屋や車で心を震わせる音楽を聴いてみるのはおススメです。
失恋で泣く方法4:友達に話す
失恋したときの心はとても傷ついています。
そのため、ちょっとのことでもクヨクヨ考え込み落ち込んでしまうのです。
例えば、仕事でミスをし注意されたりすると、自分が無能だからと責めて、立ち直ることができなくなることも。
失恋をして誰からも認められない自分が情けなくなるからでしょう。
そんなときは友達に話しを聞いてもらうこと。
仲の良い友達なら、性格もわかってくれてます。
「しっかりしろ!」「もっと良い人が出てくるって」などと優しい言葉は、失恋で泣くというより、優しさにジーンときて胸の中が温かくなるからでしょう。
友達の前では良い格好することなく弱音を吐いても良いのです。
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失恋で泣く方法5:思い出の場所に行く
どっぷり浸って失恋で泣くためには、思い出の場所に行ってみることです。
人通りがある場所なら、大泣きすることはできませんよね。
けれど、海辺や景色の良い場所なら、見つめながらどっぷりと浸れることでしょう。
思い出の場所に行くと、より可哀想な主人公になったような気持ちになり感情が盛り上がってきます。
2人でやったことや、笑いあったこと、ケンカして拗ねたことなど溢れるほどの思い出が蘇り、どっぷり思い出の中に引きこまれるはず。
2人で見た景色を前にすることは間違いなく失恋で泣くことができるでしょう。
失恋で泣くときの注意点
失恋で泣く時の注意点1:お酒を飲みすぎて泣かない
失恋したときはお酒を飲みたくなるもの。
失恋したいっぱいやるか!という気分になったりしますよね。
友達が慰めてくれるためにお酒を誘ってくれることもあるでしょう。
お酒を飲むと堪えていた辛さが一気に緩み、人には見せられないほど取り乱す人もいます。
失恋で泣くはずがない人が手がつけられないほど、泣き崩れることも。
話しを聞いてもらいながら、しんみりするのは良いかもしれませんが迷惑をかけるのはいただけませんよね。
お酒を浴びるほど飲んで、憂さ晴らしをするような行いはタブーです。
失恋で泣く時の注意点2:異性の前で泣きくずれない
失恋で心が弱っているときは、隙ができていることが多いのです。
悲しくて寂しくてつい、異性の前で見せてしまう隙。
女性の場合ちょっとお酒が入ると気持ちが緩み甘えた仕草でしな垂れかかることも。
理性を持って接しているなら大丈夫でしょうが、投げやりになっているときは要注意。
思いもよらない相手と深い関係になったり、余計なトラブルに巻き込まれ面倒なことにもなりかねません。
失恋で泣くなら異性の前はNGですね。
失恋で泣く時の注意点3:しつこく友達の前で泣かない
失恋したての頃は、気心のしれた友達に色々聞いてもらうことはベストな解決策です。
ひとりでため込んでしまうと、なかなか失恋から立ち直ることができません。
お酒を飲んで酔い潰れても、「仕方がないな」と許してくれるでしょう。
けれど、いつまでもグダグダ愚痴ったり、泣き崩れたりされると一緒にいても疲れてしまいます。
「都合が悪いから」「また次回ね」などと誘いを断られることも。
いくら友達の前でも、しつこく失恋で泣くのはやめた方が良いのかもしれませんね。
失恋で泣く時の注意点4:泣くのは休みの前日にする
大泣きしたとき、翌日は大変なことになります。
目はパンパンに腫れ上がり、お肌は涙でボロボロに。
そこで思い出ソングを聴いたり、2人の思い出に浸り、失恋で泣くときは休みの前の日にしましょう。
休みの前の日なら目が腫れようが、顔がムクムクにむくんでしまおうが関係ありません。
一日もあれば顔も元どおりに戻ることができるのですから。
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