失恋したときはこの世で自分が一番可哀想な人だと思い、深く暗い穴の中にいるような寂しさを感じる人も多いでしょう。
特に朝起きたときの何ともいえない虚無感は、経験した人ならわかるはずです。
では、失恋したときどうして朝が辛いのでしょうか?
今回は失恋でもがいている人のために、失恋後朝が辛い理由と対策方法についてご紹介しましょう。
失恋すると朝が辛いのには理由がある!
朝が辛い理由1:ホルモンバランスの乱れ
失恋したとき朝が辛くて体調がすぐれない人がいますよね。
その原因のひとつがホルモンバランスが乱れるからです。
人の体にはさまざまなホルモンが存在しています。
中でも、恋愛中にたくさん出ると言われるのが幸せホルモンセレトニンの存在。
セレトニンがよく出ると体調が良くなったり、血行が良くなり顔色が良い、元気だと言われる人もいるでしょう。
恋愛中はドキドキしたり良い気分になることが多いため幸せホルモンだと言われるのかもしれませんね。
失恋するとそんな気持ちも無くなるため、セレトニンの分泌も少なるのです。
セレトニンは朝から夜まで分泌されます。
そして、夜になると睡眠をつかさどるメラトニンというホルモンが分泌され、より良い睡眠をとることができます。
メラトニンが潤滑に分泌するためには、朝日を浴びしっかりセレトニンを分泌されているかによって変わってくることに。
朝起きてしっかり活動し、少しでも幸せを感じることができたなら、夜質の良い睡眠をとることができるわけです。
朝が辛い理由2:夜中失恋のことを考えていた
失恋で朝が辛いのは夜中の間ずっと失恋した相手のことを考えているからでしょう。
「どうして失恋したのか」「失恋した人は今頃どうしてるのだろうか」など、考え出すと時間が経つのも忘れてしまうのです。
気が付けば夜中悶々と過ごし朝を迎えることに。
失恋のおかげで夜型の生活に慣れてしまうと、朝起きることが辛くなってしまいます。
朝が辛い理由3:失恋を実感するから
朝は1日の始まりです。
前の日嫌なことがあっても、リセットして頑張らないといけません。
けれど、失恋のショックから朝になると辛い気持ちに襲われてしまうのは、失恋した事実を実感するからです。
「失恋したんだな…」「辛い…でもどうすることもできないんだ…」などと、辛い気持ちで1日を迎えることに愕然とするのでしょう。
朝が辛い理由4:気持ちが切り替えられない
失恋で辛い夜を過ごした人は朝になっても余韻が残ることがあります。
辛い失恋をすればするほど、気持ちをリセットするのが難しくなるものです。
朝は元気に過ごしていても夜になると失恋した人の事を思い出し涙することも多いでしょう。そのため、朝までどんよりした気持ちのまま、起きることすら辛い状態になってしまいます。
失恋で辛いと思っていても通常は、朝はきちんと切り替えて仕事に行ったり活動しなければなりませんよね。
けれど、失恋を引きずるあまり日常生活にも支障をきたしているのです。
失恋からの気持ちを切り替えに必要なことは「固定概念からの脱皮!」
朝が辛い理由5:失恋相手と顔を合わす環境
失恋で朝が辛いのは、置かれた環境が理由の場合もあります。
例えば、失恋した相手と顔を合わさなくてはならない環境だったらどうでしょう。
仕事先や友人関係が失恋相手なら必ず会うことになります。
そして、普通に一日中平静を装って接するのは、辛い状況ですよね。
「朝になるのが嫌だな…。」「できれば失恋したあの人とは会いたくない。」などと思うことは当然です。
朝起きて失恋相手のことを考えると辛い気持ちが頭を擡げ憂鬱になってしまうことでしょう。
気になる失恋が朝辛い症状
朝が辛い症状1:朝になると体調不良になる
失恋で朝が辛いという経験の人は以外にも多いでしょう。
辛いことがあったとき、起きたら夢なら良いのに、と思ってしまいますよね。
それくらいならまだ心に余裕があるときです。
けれど、朝起きると体に不調を感じるようなときは注意しなければなりません。
朝目覚めると腹痛や頭痛で辛い、出かけようとすると吐き気がしてフラフラするなど、目に見えた症状がでることがあります。
また、朝になると悲しくなって外に出れないなども失恋を拗らせ、精神的なダメージをうけているからですね。
朝が辛い症状2:薬に頼る
失恋して辛いのが耐えられず、睡眠薬や安定剤を頻繁に飲むことが多くなるのは危険です。
飲まなければ不安で仕方なくなり、量が増えてしまうことも。
薬に頼るようになると、朝起きるのが辛い、起きても体が覚醒しないなど通常の生活が困難になることが多くなります。
自己判断で薬を服用するのは危険です。
もしも精神的に辛いならきちんと専門医の処方の上正しく使用しなくてはいけません。
朝が辛い症状3:朝日を避ける
失恋で朝起きるのが辛い…と言う状態が日常的になるとエスカレートしていくと病的なことにもなりかねません。
夜になると失恋した人のことや思い出にどっぷり浸り眠れなくなり朝方になるととウトウト。
朝日を浴びるのがなんとなく嫌で、カーテンを敷いた部屋にいることが多くなってきます。
体が朝になると気怠く、動くのも面倒になることも。
気がつくと人と触れ合うのも辛い、部屋に早く戻りたい、という引きこもり状態になってしまうのです。
失恋で朝が辛くならないための対処法
朝が辛い時の対処法1:生活空間を変える
失恋で朝が辛い時にはてっとり早く部屋の模様替えをしてみては?
部屋は失恋で気分が下がりどんよりした空気が流れています。
「失恋した…辛い」「もうダメだ…」などとマイナスの気運が充満しているからです。
失恋した人との思い出の整理をしましょう。
プレゼントや失恋した人を思い出すものはキッパリ処分です。
そして、カーテンやファブリックを変えてみたり、家具の配置を変えてみてください。
気分がスッキリ、上がるはずです。
そして小さなことですが、朝はしっかりカーテンを開けることを習慣つけましょう。
朝日を部屋に取り込むことでプラスの風がはいり部屋の空気がガラリと変わります。
そうすることで気分が大きく変わるはず!
失恋して死にそうになっている人に贈る救いの道は「自分改造」!
朝が辛い時の対処法2:生活サイクルを見直す
辛い失恋をすると生活も大きく変わります。
寂しい気持ちを紛らわせるためにお酒を飲んだり、夜遅くまでネットに漬かる生活をするなど、朝が辛くなる夜型の生活をしてしまう人もいるのではないでしょうか。
また、適当な食事で済ませるなど不規則な生活にもなりがちです。
体が不健康だと心もいつまでも元気になりませんよね。
ダラダラと過ごし、朝が起きるのが辛い、仕事に行きたくないなど、どんどん生活のレベルが低下することになります。
そこで、ダラダラした生活のリセットです。
夜は早めに休み、いつまでも携帯やPCは触らないこと。
寝られないければ心地よい音楽を聴いたり、少し読書をするのも良いかもしれませんね。
また、栄養が偏らない食事を心がけることも忘れずに。
多少のお酒はリラックスするのでOKです。
友人と楽しい食事やお酒は気持ちをリセットするのには効果的ですから。
朝が辛い時の対処法3:軽く体を動かしてから寝る
失恋して自堕落にな生活していると、体を動かすことも面倒になります。
昼間ダラダラしているため夜が眠れず朝起きるのが辛くなるのでしょう。
鈍った体を目覚めさせるためには体を動かすことです。
軽いストレッチや、ウォーキングなどじんわりと、汗をかくことから始めるようにすることですね。
いきなりガッツリの運動は長続きしませんからね。
まずは、ウォーミングアップからスタートさせることがポイント。
今まで固まっていたさまざまな体の機能がゆっくり動きはじめることでしょう。
何より体を動かすことで程よく疲れ良質な睡眠を取ることができます。
そうすることで、朝が辛い、起きられない…なんてことから脱出できるのですからね。
朝が辛い時の対処法4:ひとり時間を充実させる
失恋から立ち直れず朝が辛い人がやるべきは、ひとりの時間を充実させることです。
失恋した相手にいつまでも心を囚われていても仕方がありません。
失恋したと言う辛い感情を拭いさるためには、自分自身が過ごし方を考える必要があります。
「楽しい!」「気分が良い!」「頑張った!」など、ひとりの時間を充実して過ごしていることが大事。
自分のやりたい事を一生懸命やった日は程よい疲れと充実感でゆっくり眠れるでしょう。
朝起きたときに辛いなんてことはないはずです。
朝が辛い時の対処法5:専門機関で相談する
失恋を拗らせると思いの外体や心にダメージを負うことがあります。
朝が辛い、朝日を避けたくなる、人と会うのが億劫になりなど、精神的に疲れてしまうなどです。
また、朝出かけようとすると頭痛やめまい、下痢など体にも影響を及ぼす人もいます。
自分でも「このままではいけない、失恋くらいで凹むなんてダメ!」などと、頑張ろうとしますがどうにもならないことも。
失恋の受け止め方は人によって違います。
ショックが強いと心や体に影響があるのは仕方がありません。
自分ではどうすることもできないときは、放置しないで専門機関に出向いてみることをおすすめします。
専門機関で的確なアドバイスをもらうことで、早く元気を取り戻すことができるのですから。
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まとめ:朝が来ちゃった…失恋で朝が辛いのは何故、理由と対策を考えてみよう!
本来朝日を浴びるのは気持ちが良いものですよね。
「今日一日頑張ろう!」「気持ちを切り替えてさ、やるぞ!」などと前向きになります。
けれど、失恋の後遺症がキツイいと「朝が辛い…」「朝が来るのが怖い…」という症状に悩まされてしまうのです。
失恋ダメージにより、ホルモンバランスの乱れや下がった気持ちをリセットできないままでいると、重症化することもあります。
そんなときは生活を変えたり、自分の時間を充実させたりなどして、失恋を乗り越えることが必要ですね。
それでもどうしても、体に不調が出てくるようなら専門機関に出向き相談することをオススメします。
自分ひとりで抱えてしまわずに、誰かの力に頼ることも必要です。
失恋を乗り越えることができたら朝が辛いなんてことはなくなるでしょう。