失恋して眠れない、勝手に涙が出る、自分を責めてしまう…
こんな症状が長く続いたら、あなたはうつ病になってしまっているのかも。
失恋がきっかけでうつ病になる人って、実はかなり多いんです。
失恋はもちろん辛いことですが、うつの辛さは失恋の比じゃありません。
だからこそ、なりやすい状況や特徴、対処法を知っておくのが大切です。
今回の記事では失恋後うつっぽいと感じている人や、失恋後のうつについて知りたい方に向けて、対処法や代表的な症状などについて解説します。
【失恋で鬱(うつ)】失恋で鬱(うつ)になったときの対処法
失恋した後、いつもと違う状況が2週間以上続き、ひどい落ち込みがよくならない場合はうつ病になっている可能性があります。
「ひょっとして失恋うつ?」と思ったら、以下に紹介するような対処法を試してみましょう。
・失恋の辛い気持ちを書き出して客観的に見つめる
・自分自身をとことん甘やかす
・何もしなくても良い、したいことだけをする
・親しい友達や家族に話を聴いてもらう
・なるべく朝日を浴びる
・とにかく泣く
・心療内科やカウンセラーなどプロに頼ることも早めに検討する
特に心療内科など、お医者さんに行くことも早めに意識してください。
「たかが失恋で病院に行くなんて…」と思うかもしれませんが、原因が何であれ、うつは立派な病気です。
ほうっておくとうつはどんどん悪化します。
なるべく早く治療を始めたほうが完治も早くなります。
また、少し気分がよくなってきたら、以下のことも意識してみましょう。
・ペットや家族、友人などと触れ合う(オキシトシンが出やすくなる)
・タンパク質、鉄分を意識した食事をとる(セロトニンの原料となる)
・朝起きて夜寝る生活にする(体内時計が整う)
これって…失恋鬱(うつ)?症状別チェックリスト
「そもそもこれって失恋うつなの?」
自分が失恋うつか悩む方は、以下に紹介するチェックリストで自分自身の状態をチェックしてみましょう。
・自然に涙が出てくる
・食欲がない、もしくは過食気味になるなど食欲の異常がある
・やる気がわかない
・注意力が散漫で集中できない
・無気力になる
・イライラする
・自分を責める
・吐き気がある
・胃痛、頭痛など痛みがある
・死にたい気持ちになる
こうした症状のいくつかに該当し、その状態が2週間以上続いているのなら失恋うつになりかかっている可能性が高いです。
該当する症状が少なくても、程度が深刻ならばそれも問題です。
また、女性の場合、非定型うつという形で発症することも多いです。
非定型うつ病は一般的なうつとよく似ていますが、楽しいことがあれば気分が上向く、食欲は増大しがち、不眠ではなく過眠になりがち、夕方に悪くなりがちなどといった点に違いがあります。
楽しいことがあれば気分が上向くことから、「甘えなのでは?」と思われることも多いのですが、「以前と比べてある時点からそうなった」「感情を制御できない」と感じる場合は病気の可能性が高いです。
きちんと治療をするためにも、病院に行きましょう。
また、失恋うつは失恋がきっかけではありますが、うつ病と同様心身に症状が出ます。
吐き気や食欲の異常など、体に症状が出た場合は体の症状からケアしてあげるのも1つの手です。
いずれにせよ、失恋うつの特徴に該当するようなら、休息と治療が必要な状態です。
とにかく休息してください。
病院にかかることも躊躇しない方がよいでしょう。
また、以下のようなタイプは失恋うつになりやすいです。
・頑張り屋で完璧主義→失恋で自分を全否定された気持ちになりやすい
・依存体質→相手に依存しすぎて喪失感がすさまじい
・一人で何でも抱えてしまう→失恋後の消化がうまくいかない
・寂しがり屋→付き合う相手がいない寂しさに耐えられない
・自分に自信が無い→自分を責めがち
【失恋で鬱(うつ)】失恋で涙が止まらない…こんなに泣くのっておかしい?
失恋うつの症状に、「勝手に涙が出る」「やたらと泣ける」というものがあります。
失恋して涙が出るのはある意味当たり前で、むしろ良いことです。
泣くとコルチゾールというストレス物質が涙とともに流れていくため、ストレスが軽減します。
失恋を受け止めているからこそ泣けるわけで、失恋を受け止め消化するためのステップにもなります。
泣きたいのに泣けないのならば、その方が問題ですね。
もし泣きたいのに泣けないという場合は、無意識に感情を抑え込んでしまっているのかもしれません。
泣いた方が失恋の立ち直りが早くなるので、泣ける音楽や映画を見たり、思い出のものを見て悲しみを呼び起こしたりして、強引にでも泣いた方がいいこともあります。
(もちろん失恋してきれいさっぱりすっきり気分のときは無理に泣かなくて大丈夫です)
ただいくら泣いても泣ける、涙が止まらないということで「これっておかしいんじゃ?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
泣くのはいい効果があるとはいえ、やっぱり辛い気持ちや悲しい気持ちにもなりますしね。
結論から言うと、涙が止まらないくらい泣けても、泣いた後少しすっきりした感じになっていて、眠れる、食べられる状態ならば大丈夫です。
・失恋は時間が癒してくれる
・恋をした経験は財産になっている
この3点を知っていればいつか立ち直れます。
ただ、泣いた後にすっきりしない、眠れない、自分を責める気持ちばかりが出る…というように、落ち込みがひどい場合は失恋うつを疑ってください。
【失恋で鬱(うつ)】喪失感が埋まらないと感じたら
失恋するとぽっかりとした喪失感とむなしさがありますよね。
②感情を解放する(泣くなど感情を我慢しない)
③気持ちを整理する(書いたり話したりしてアウトプットしてみる)
④相手に感謝して気持ちを手放す(物を捨てるのもこのタイミング)
⑤恋愛以外にも目を向ける(恋愛への依存度を減らす)
【失恋で鬱(うつ)】自暴自棄な気持ちになってしまったら
失恋すると何もかもどうでもよくなり、自暴自棄な気持ちになってしまう人もいます。
自暴自棄な気持ちで行動すると、心身の健康を損ない、失恋うつなどになりやすくなってしまいます。
以下のようなタイプは自暴自棄になりやすいです。
・プライドが高い
・思い込みが激しい
・神経質
・恋愛経験が少ない
実はこのようなタイプはうつになりやすいタイプでもあるのです。
お酒に逃げる、手あたり次第に異性と付き合う、仕事から逃げる、ストーカーになるなどの自暴自棄な行動を起こしてしまいそうになったら気を付けてください。
こうした自暴自棄な行動は相手や周囲に迷惑をかけるだけでなく、自分自身の健康も損なうおそれがあります。
どうにも自暴自棄になりそう、と思ったら、まずは失恋を受け入れるために以下の対処法を試してみてください。
・自分の恋を大切なものだと認める
・失恋の悲しみを出し切る
・自分の時間を充実させる
【失恋で鬱(うつ)】男は鬱(うつ)になりやすい?
実は男性の方が失恋で鬱(うつ)になりやすいと言われています。
なぜかというと、男性の方が失恋の悲しみや辛さを抱え込みがちだから。
実際、自殺者数でみても、ほとんどの年代で男性の方が自殺者数は多いのです。
男女問題を理由とする自殺でも男性の方が多く、失恋による自殺は男性の方が多いことがわかっています。
特に以下のような特徴を持つタイプは失恋うつになりやすいといわれています。
・相談したがらない
・ネガティブ
・潔癖
・一途
・趣味がない
あてはまる、と思った男性は気をつけてください。
失恋からうつにならないよう、失恋の辛さをどこかに吐き出すようにしてくださいね。
【鬱(うつ)は危ない】たかが失恋と侮らずきちんと対策を
今回の記事では
・失恋でうつになったらまずは休み、病院にかかることも検討する
・失恋うつの症状は通常のうつとほとんど同じ
・失恋で涙が止まらなくても基本的には心配ない
・男性の方が失恋でうつになりやすい
という点について解説しました。
たかが失恋で病院に行くなんて、と思うかもしれませんが、うつにまで発展してしまうと本当につらく、大変な状況になってしまいます。
失恋でうつになるのは実はよくあること。
無理をしないで、早めに対策をとってください。
まずは休むことです。
失恋の痛手が大きいのはそれだけいい恋愛をした証拠ですから、自分を労わってゆっくり休んでください。
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