失恋後の喪失感って、本当につらいですよね…
経験した人ならわかると思うのですが、ぽっかりと深い穴に落ちたような気持ちというか、心に穴があいて何かが抜け出ていったような気持ちというか、身を引き裂かれるような気持ちというか…
とにかくつらい。
いつかは立ち直れるとわかっていても、つらすぎる失恋の喪失感、早く埋めたいですよね。
そこで今回の記事では、
・失恋して喪失感を感じるメカニズム
・失恋の喪失感を埋めるための5つのステップ
・喪失感がピークのときにすべき応急処置3つ
について解説します。
つらすぎる喪失感に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
失恋して喪失感を感じるメカニズム
実は失恋して喪失感を感じるのは、科学的にメカニズムが解明されています。
失恋して喪失感を感じるのは、恋愛中に感じていたドーパミンという物質の仕業なのです。
ドーパミンとは、脳に快感を与える神経伝達物質の一種です。
恋愛は生物にとって子孫を残すために大切な行動なので、恋愛中はドーパミンが大量に分泌されて、幸せな気持ちを感じるようにメカニズムされています。
ドーパミンには依存性があるため、脳はドーパミンを求めて「もっと恋人に会いたい」「もっと恋人と一緒にいたい」という欲求を感じるようになります。
ところが、失恋すると一気にドーパミンの分泌が減少します。
そのため脳はドーパミン不足から深い喪失感を感じるようになります。
それはさながら中毒症状のようなもので、その欲求から逃げ出すことは困難です。
こうした失恋の喪失感を埋めるには、新しい恋愛を始めて新たにドーパミンを発生させるか、時間がたってドーパミンの無い状態になれるかのどちらかしかありません。
失恋すると復縁したいと思う男女が多いのは、復縁が最も手っ取り早くドーパミンを発生させることができると潜在意識でわかっているからなんだそうです。
復縁しなかったとしても、脳がドーパミンの無い状態に慣れるにはおよそ3か月はかかると言われています。
3か月ってけっこう長いですよね。
もっと早く喪失感を埋めるためには、5つのステップを踏んで感情を整理しなければなりません。
次項から、感情を整理するためのヒントを順番に説明していきます。
失恋の喪失感を埋めるための5つのステップ
時間が経てば失恋の喪失感はある程度薄まるとはいえ、なるべく早く立ち直りたいと思うのが自然な気持ちですよね。
早く喪失感を埋めるためには、以下の5つのステップを順番にクリアしていくことが大事です。
喪失感を埋める①失恋の事実を受け止める
まず大事なのが失恋の事実を受け止めるということです。
失恋したんだという事実を受け止めなければ、次のステップには進めません。
脳はドーパミンを求めるあまり復縁したいという風に意識を持っていきがちですが、多くの場合それはうまくいきません。
失恋した相手にこだわっているままでは前に進めず、喪失感が深くなるだけです。
「この恋は終わったんだ」「もう彼と元通りにはなれないんだ」ということを(つらいけど)認識しましょう。
喪失感を埋める②感情を解放する
失恋の事実を認めると、当然ながら悲しい、苦しい、つらいといった様々なネガティブ感情が沸き上がってきます。
失恋後に湧き上がってきたあらゆる感情を解放するのが、喪失感を埋めるために必要な第2のステップです。
無理に感情を押さえつけてしまうと、失恋の事実を消化することができません。
泣く、感情を言葉にする、友達に愚痴る、相手の悪口を言う、ノートに書くなどの方法で、とにかく感情を発散しましょう。
このステップでは、とにかく感情を外に出すのが目的なので、相談する友達は「アドバイスをしたりたしなめたりせず、ただ聞いてくれる人」を選ぶのがポイントです。
アドバイスされたり、たしなめられたりすると感情が封印されてしまいます。
「あなたのため」と思って言ってくれてるのかもしれませんが、このときばかりは遠慮しておきましょう。
喪失感を埋める③気持ちを整理する
感情を解放させた後は、過去を振り返って気持ちや状況を整理してみましょう。
付き合った相手と失恋した場合は失恋した原因を冷静に考えて見るのも喪失感を埋めるのに役立ちます。
感情をある程度解放した後ならば、少し冷静になれるはずです。
また、告白したけどフラれてしまったということもあるでしょう。
その場合はどこが好きだったのかを考えて見るとよいかもしれません。
恋していた時の気持ちや感情、状況を整理することで、なぜ失恋したかも客観的に見ることができるようになります。
あまり自分を責めるのではなく、あくまで客観的に状況を見るようにしてくださいね。
喪失感を埋める④相手に感謝して気持ちを手放す
気持ちの整理がついたら、次のステップはその気持ちを手放すことです。
失恋の喪失感を埋め、しっかりと区切りをつけるには、失恋したことを前向きにとらえることが大事。
そのためには、恋したことを後悔しないように思うことが大切です。
どんな形の失恋であれ、恋している間は相手から何か得るものがあったはず。
恋をして相手から得たものを思い出し、1つ1つに感謝しましょう。
感謝とともにネガティブな気持ちを「さようなら」とお別れします。
脳内でお別れするイメージを具体的に持ったり、紙に感情を書いてびりびり破いて捨てたりするとより気持ちが手放しやすくなりますよ。
元恋人関係のものを処分するのであれば、このタイミングがいいかもしれません。
喪失感を埋める⑤過去の恋愛以外に目を向ける
ここまでのステップで、多くの人は失恋の喪失感をかなり埋めることができているはずです。
早い人では1週間ほど、遅い人でも3か月ほどあればかなり失恋の喪失感は埋められており、次の行動ができるようになっているでしょう。
失恋の喪失感をかなり埋められたと感じたら、次は過去の恋愛や失恋以外に目を向けてみるようにしましょう。
新しい恋愛をするのも失恋の喪失感を埋めるには非常に有効ですが、一度整理がついたのならば恋愛以外に目を向けるのも1つの手です。
というのも、恋愛にかけるエネルギーが高すぎると、次失恋したときも大きな痛手を負ってしまうからです。
恋愛しか興味がない人は失恋で感じる喪失感も大きくなりがちです。
この機会に恋愛にかけるエネルギーの割合を少なくしておけば、次の恋愛も気軽な気持ちで始められるかもしれません、
友達や恋愛以外の人とのつながりに目を向けるのもいいですし、何か打ち込めそうなものを探すのもよいでしょう。
こうして動き出すことで、自分自身の魅力を磨くことにもつながります。
失恋からの気持ちを切り替えに必要なことは「固定概念からの脱皮!」
失恋の喪失感がピークのときにすべき応急処置3つ
失恋の喪失感を埋めるには、5つのステップをふんで段階的に感情を整理していく必要があります。
とはいえ、喪失感がひどすぎて何も手に付かなくなるような場合には、とりあえずの応急処置をしておくことも必要です。
失恋の喪失感がピークのときにすべき応急処置を3つ紹介します。
失恋の喪失感への応急処置①喪失感に思い切り浸る
失恋の喪失感がピークのときは、そのまま喪失感に浸りきるのも1つの手です。
喪失感と向かい合い、落ちるところまで落ちてしまえば、あとはあがるだけです。
具体的には、とにかく泣く、喪失感と向き合うためにじっと1人で家にいるなどの方法が考えられます。
じっと1人で家にいるのは普通失恋からの立ち直りに推奨されませんが、喪失感と向き合うにはいい方法です。
なぜかというと、喪失感は1人で何もしないときに感じやすいためです。
じっくり喪失感と向き合い、浸りつくせばあとはあがっていけるでしょう。
また、とにかく泣くのもおすすめの応急処置です。
泣くと感情が解放されて、かなりすっきりします。
泣ける映画を見たり、泣ける失恋ソングを聞いたり、とにかく泣きましょう。
泣いているうちに、失恋の事実を認めることもできるようになりますし、失恋で感じた様々な感情が発散されていきます。
とにかく、「もうあとはあがるだけ!」と開き直れるくらいまで、ひたすら喪失感と向き合ったり、泣いたりしてどん底に落ちてみるのもありですよ。
失恋の喪失感への応急処置②無理やりでも予定を詰め込む
失恋の喪失感を向き合うという方法には向き不向きがあります。
喪失感と向き合うことで、むしろ気分が落ち込んでいってしまう性格の人は、逆のことをした方がいいでしょう。
つまり、失恋の喪失感を感じないように、誰かと過ごしたり予定を詰め込んだりするということです。
友人と遊ぶ予定をたててみたり、家族と会いに実家に帰ってみたり、合コンやマッチングアプリなどで他の男にちやほやされてみたり。
仕事や趣味に打ち込む、体を動かすというのも喪失感を埋めるにはいい方法ですね。
女性の場合は、長くても3か月あれば勝手に脳が喪失感を埋めて立ち直らせてくれます。
脳が喪失感を埋めてくれるまで、あれこれやってごまかし続けるというのも悪くない手です。
失恋の喪失感への応急処置③プロに相談する
失恋の喪失感への応急処置としては、カウンセラーや占い師などのプロに話すというのもおすすめです。
もちろん友人でもいいのですが、友人はどちらかというと聞き役としてふさわしいことが多く、アドバイザーとしてはやはりプロの方が適任であることが多いです。
カウンセラーや占い師は話を聞いてアドバイスするプロなので、格段に気持ちがすっきりしたと感じる人が多いようです。
今すぐ恋の悩みを相談したいなら電話占い【ココナラ】
プロの占い師があなたの恋の悩みを解決します!
失恋の喪失感はステップを踏んで埋めていこう
今回の記事では
・失恋して喪失感を感じるのはドーパミンが理由
・失恋の喪失感を埋めるには5つのステップを踏む必要がある
・失恋の喪失感が大きい時は応急処置も必要
という点について解説しました。
失恋後の喪失感は耐え難いほどつらいものですが、時間が必ず解決してくれます。
とはいえその間の時間が待てないという人も多いもの。
そんなときは今回紹介した応急処置や5つのステップを利用して、喪失感をなんとか処理してみましょう。
ぜひ活用してみてくださいね。