失恋したときは、苦しくて苦しくて、まるでこの世の終わりすら感じてしまうくらいに辛い時間を経験するでしょう。
想いが強い分痛みも強くなるはず。それでも人は立ち止まってはいられません。辛ければ辛いほどに救いを求めます。
この気持ちは『前に進みたい』『現状から抜け出したい』という生きる活力でもあり、とても大切なこと。
しかし、克服する方法が分からないために辛い現実の中をさまよってしまう失恋亡者になる人は後を絶ちません。
失恋からいち早く立ち直りたいと願う人へ、失恋したときに効果的な８つの対処法と、実際に克服した失恋先輩たちからの克服体験談をご紹介していきます。
失恋したときの対処法を探さなければ苦しい「負のループ人生」に…
痛みを抱えることで前に進めなくなってしまう人も少なくありません。
しかし、それは一定期間に留めなければ、せっかくの人生の大半を苦しいものに変えてしまうこともあります。
最初は何とか対処法を探そうとしていた人も、なかなか改善できない現状を目の当たりにすることで『何とかしよう』という気持ちが消えてしまうこともあるでしょう。
それでも、諦めずに対処法を探すことを続けなければ、出会いのチャンスも、次の恋愛も掴むことはできません。掴むどころか気付くことすらできないでしょう。
あまりに気持ちが滅入ってしまうときには「何も考えない時間」も必要ですが、それもある程度の期間を定めておかなければ、結果としてはネガティブな気持ちに飲まれて、いつまでも失恋の痛手から立ち直ることができない状況となります。
『何とかなる』と時間まかせにするのもアリかもしれませんが、これも人によってはいつまでも過去の痛みに囚われてしまう危険性の高い行動になります。
苦しくても、辛くても、何としてでも「未来が見えるきっかけ探し」をしなければ、永遠に過去の亡霊のような失恋の痛みを抱えた人生となってしまいます。
克服できない痛みがある人は、表面だけ取り繕っても根本は「負の感情」が渦巻いている状態。
負の感情は、必ず次の負の感情を引き寄せるので、知らず知らずのうちに自ら負のループに迷い込んでしまうことになるでしょう。
こうなっては手遅れ。
まだ少しでも克服したい気持ちが残っている段階ならまだ間に合います。
自分に合った失恋克服の対処法探しを続けていきましょう！
『もう無理…』と思っても失恋したときの対処法は必ずあります！
『何とかしたい気持ちはあるけれど、もう限界』、『こんなに苦しみを味わっている失恋の痛みを解消できる克服法なんて見つけられない』と弱気になってしまっている人。
どんな場合でも、どんな人にでも、失恋したときの対処法は必ずあるものです。
もちろん、１日や２日ですぐに対処できるかどうかは断言できませんが、ケースによって時間の差はあっても、必ず克服できるための方法は誰にでもあるもの。
失恋したときの代表的な克服法８つをご紹介していきます。
どれが自分に合いそうな克服効果、もしくは、どれなら自分でも挑戦できそうな克服法か、じっくり厳選してみてください。
気になるものが複数ある場合は、効果が期待できそうにないと思うのであれば、すぐに手を引くという条件付きでお試し期間を設けてチャレンジするのもアリです！
失恋したときの8つの対処法
（1）失恋したときの対処法は「親しい友人と遊びに行く」
恋愛に関係のない「楽しい時間を親しい人と過ごす」ことは、大きな気分転換になるでしょう。
恋をすることに憶病にもなっている時期ですが、そこで1人籠っていては、どんどん腐っていくだけです。
遊園地、飲み会、映画、旅行、何でも良いのですが、親しい友人と一緒に楽しめる時間、癒される時間を満喫してみましょう。
沈んだ気持ちも少し晴れてくるはず。
暗い感情に一筋でも光が入ることで、真っ暗に見えた人生の足元が照らされ…その先の続く道を探したくなる衝動も出てくることが期待できます。
（2）失恋したときの対処法は「新しい出会いを探す」
恋愛の痛みは恋愛で克服するのは王道な対処法になります。
痛みを埋めるために、新たな出会いを探しにいくのもおススメ。
新しい出会いには過去の痛みを一掃させるくらいのパワーがあります。
『なんであんなに元カレに執着していたのだろう』と、自分でも不思議になるくらいに、新しい恋をすると失恋の痛みが消える人がほとんど。
中には過去の失恋がトラウマとなってしばらく人生について回る人もいますが、それでも新しい出会いがあれば徐々に薄れていくでしょう。
友人の紹介、合コン、街コン、婚活パーティーと、求めさえすればいくらでも出会いの場を見つけ出すことはできます！
動くか動かないかは…自分次第なのです。最初は乗り気ではなくても、出会いの場の雰囲気を感じることで活力が湧いてくる人はたくさんいるのですから！
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（3）失恋したときの対処法は「復縁の可能性を期待しない」
『もっと自分が変われば復縁できるのではないだろうか』と、可能性が０ではない限り、復縁を考えたくなる気持ちもわかります。
実際に失恋した元カレとよりを戻して再出発をする人もいるからでしょうね。
しかし、それはほんの一握りの話。
失恋したらもう手元には戻らない時間ができた…ということをきちんと理解しなければ、いつまでたっても元カレへの未練が消えずに、貴重な人生の時間を大幅に無駄にしてしまうでしょう。
復縁を期待することは前向きな考え方ではありません。未練に縛られている証拠。
縁があれば期待なんかしなくても復縁します。自分から期待を持って待っているのは…かなりリスクの高い「失恋から立ち直れない行為」でもあるのです。
（4）失恋したときの対処法は「徹底的に落ち込んで現実を受け止める」
現実を受け入れることは精神を使います。
傷ついたことを再確認しなければいけないからです。
しかし、事実確認をしっかりと脳にインプットすることで、次に進みたいという気持ちが埋出てくるもの。
受け止めるためには時間も労力もそれなりにかかってきますが、徹底的に落ち込んで事実を受け入れることで、必ず前に進める結果が付いてきます。
「どんなに思っても時間はもう戻らない」、そして「カレはもう戻らない」ことを認識できるようになるからです。
（5）失恋したときの対処法は「仕事や趣味に没頭する」
失恋のことを考えなくていい時間を作ることができることが最大のメリット。
加えて仕事や趣味に力と意識を入れる状況なので、前進できている実績を作ることもできます。
何かしら前に進んでいる行動をすることで、必ず気持ちにも変化が表れるはず。
仕事や趣味に意識を集中させているうちに、強制的な「失恋を忘れる」行動となるからです。失恋したことを考えない時間が増えるほど想いも薄れていきます。
（6）失恋したときの対処法は「自分を癒すためだけの時間を作る」
エステ、マッサージ、温泉旅行など、体を徹底的に癒す手段を考えてみましょう。ここは贅沢にお金を投入して至福の時間を作ることをおススメします。
心の痛みの克服法には、まず体を癒す方法があります。
リラックスできる自分のためだけの時間を作ることで、失恋の痛みを薄れさせる効果があります。
失恋したときには、元気になるために自分にムチをふるいたくなりますが…それが逆効果になる人もいます。
無理に無理を重ねることでダウンすることもあるでしょう。
人によって傷を負っている自分を、今度は自分でさらに傷つけるなんて…「自分が可哀想」ではありませんか。
自分が弱っている状態であることを受け入れ、自分を労わってあげましょう。
（7）失恋したときの対処法は「欲しかった高価なものを思い切って買う」
何かを失ったとき、心に痛みを受けてぽっかりと穴が開いたような状態になったとき、普段なら悩んだ挙句に買わないような「気になるけど高価な物」を思い切って買うのも克服法の１つになります。
『物を買ったくらいで…』と半信半疑になるかもしれませんが、買い物って思った以上にストレス発散になるものです。
もちろん、根本的な失恋克服にはなりませんが、失恋にしか集中できていない状況を少し切り替える気分転換になります。この小さな気分転換が大切なポイント。
ほんの少し違う風が吹くことで…少し考え方が変わってくることがあります。
また、得られなかった高価なものを手に入れたという満足感と達成感が、失ったことの喪失感を埋める手伝いをしてくれるでしょう。
ただし、どんなに買い物をしても、買い物だけで失恋の痛みをすべて埋めることはできないことだけしっかりと把握しておいてください。
買い物依存症となって別の悩みを引き起こしてしまうリスクがあるので、十分に気をつけましょう。
（8）失恋したときの対処法は「幸せな未来を想像する」
失恋したてには難しいかもしれませんが、理想の恋人を想像してカレの前で笑っている自分を想像してみましょう。
思い描く理想の出会い、デート、恋愛、そして結婚。はたから見ればただの妄想と思われるかもしれませんが、関係ありません。
とにかく「幸せになっている自分」を想像するのです。
人は想像したことを実現したいと思うもの。
想像の中の自分が幸せであればあるほど、現実でも幸せになりたいと願う気持ちが強くなり…無意識のうちに行動にも現れるようになります。
ここで注意点が一つ。
失恋した元カレとの幸せな未来、これだけは想像してはいけません。より痛みが広がる上に、虚しさが追加されていくからです。
失恋したときの対処法から実際に立ち直った克服体験談
失恋を見事に克服した先輩たちのリアルな体験ストーリ3選のご紹介です。
人の人生は十人十色、恋愛もまた十人十色。全く同じ状況に当てはまる人は少ないと思いますが、それでも実際に同じ悩みを克服した人の話は、自分の克服に関するきっかけになることもあります。
失恋に苦しんでいるのは自分一人ではないということ、同じような苦しみから努力して脱出した人たちがいるという事実を知ることで、希望も持ちやすくなるでしょう。
Wさん（会社員・22歳）
私的には結婚まで考えていた恋人にいきなり振られました。理由は価値観の不一致だということ。
私に悪いところがあればいくらでも直すと復縁を頼み込んでも…カレの気持ちは変わらなかったのです。
もう人生設計の中にカレが住み込んでしまっている状態での失恋で、何をどうしていったらいいのか分からないくらいに落ち込みました。
そんなとき、見るに見かねた友人が合コンに連れて行ってくれました。何度も断ったのにあまりにしつこいので１回くらいならいいかな…と、重い腰を上げて合コンに行ったら、まさかの新しい出会いが！
全然期待なんかしてなかったのに、私のタイプど真ん中の男性に出会い…その日のうちに番号交換。何度かデートをして今カレになりました。
もう、連絡先を好感した時点で、あんなに想いこんでいた元カレの存在が全くいなくなりましたね。これが私の失恋克服体験談です。
Ｅさん（派遣社員・19歳）
18歳のときにはじめて失恋しました。
高校２年から付き合って、卒業しても関係が続くと信じていたのに…大学進学をしたカレは、大学のサークルで知り合った女性を好きになったからと一方的に振られたのです。
家の経済事情から大学進学はできなかった私は、高校卒業後に派遣社員として仕事をしていたので、すれ違いの生活にいつのまにか溝ができてしまったようです。
もう仕事も手につかないくらい落ち込みましたが、私には仕事しかないと思って…とにかく何も考えずに仕事に没頭すること半年。仕事態度が評価されて正社員雇用になりました。
給料も手当も増えるし、自分にも自信が持てるようになりました。私の場合仕事でしたが、「誰かに何かを評価されたこと」が失恋の痛みを忘れさせてくれる克服方法になっていたと思います。
Ｓさん（販売員・28歳）
私が失恋した理由は…正直分かりません。だんだんと連絡が付かなくなって音信不通に。
LINEは既読になるので私からのメッセージは読んでいるはずなのに既読スルー。しばらく時間が経ってから『別れよう』と一言だけ。あとはどんなに電話をしても、LINEをしても無視されました。
後から風のうわさで聞いたのですが…私の他にも付き合っている人がいたそうです。
元カレの態度にも幻滅しましたし、ずっと騙されていたということにもショックを受けましたし、何より他の女性と比べられて負けたという事実が耐えられなかったのです。
不完全燃焼な上に傷だけついた失恋。
それでも克服できたきっかけは…自分を徹底的に自分で癒してあげたことです。
エステに通って癒しの時間を作りました。お金はかかったけど、とにかく施術が気持ち良くて最初のうちは泣けてきましたね。
心の毒も洗い流された気分になるし、お金をかけただけあって自分磨きにも。綺麗になったせいか、しばらくしたら新しい出会いまでついてきました。
何も考えられなかったし、人にも話したくないような失恋だけど、自分をとにかく休めてあげたい気持ちでエステに通ったのは、結果的に大成功の克服手段でした。
失恋したときの対処法は自分に合った方法を選ぶことが克服のポイント！
失恋したときには、やみくもに『何とかしよう』という焦りの気持ちがでてしまいますが、それが自分に合っていない方法ばかりだとすると失敗の連続で…精神的負担から余計に失恋の痛みを感じる時間を作ってしまう危険性もあります。
失恋したときは焦らずに自分と向き合い、何が自分にとって必要なのか、どういった方法が自分に向いているのかを見極めてから行動に移すようにしましょう。
最初に時間をかけることで遠回りな感じを持ってしまうかもしれませんが、結果的には最も早く、そして確実な失恋の痛みからの脱出・克服ができる手段になります！
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