失恋したとき、受けたショックを自分の心の中で消化できれば…それに越したことはありません。
しかし、なかなかコントロールできないのが恋愛で受ける心の傷。
落ち込んでいる気持ちを晴らしたり、どうしていいか分からなくなっている現状を変えるためにも誰かに相談したくなるものですが…
その相談相手が重要になってきますよね。
誰に相談するかで未来が左右されることだってあるのですから。
相談相手を間違えることで、より失恋ショックが大きくなってしまうリスクを少しでも減らすために…
今回は失恋したときに「本当に心が軽くなれる相談相手」について解説していきます!
失恋したときに誰かに相談したくなるのはどうして?
自分の中に自分の感情を押し込めることができなくなるからです。
消化しきれない不安や悲しみが大きく、自分1人では処理できない状態になるからでしょうね。
結果として相談相手が失恋の苦しみを解決してくれることはなかったとしても、話すだけでも楽になることはよくあるパターンです。
押し込めきれない気持ちを解放することができるため、気持ちが楽になるのです。
しかし、相手を間違えることで悩みや不安が増えてしまうことも。
相手選びを慎重にすることで、相談したことがきっかけとなり解決策を見つけ出すことができるようになります!
相談したくなる気持ちは誰もが持っている当たり前の感情と自覚し、じゃあ相談するなら「誰にする?」をキーポイントとして考えていきましょう。
失恋は人に相談すべきじゃない?
相談すべきです。
1人で考えても失恋ショックの影響で冷静な判断ができなくなっていることが多いからです。
誰かに相談して「第三者からの冷静な意見」を聞くことは、現状を変える大きなきっかけとなるでしょう。
ただし、場合によっては相談すべきではないこともあります。
不倫や浮気相手だった恋愛に関しては、相談することでマイナスになることもあります。
それでも、どんな状況の恋愛だったとしても「親愛できる相手」であれば相談するのはOK。
とにかく慎重に相手を選び、下手にため込んで暗い毎日を送ることがないように相談をすることで人生を切り開くチャンスを手にしてください。
失恋したときに相談したい相手ベスト5
これから失恋したときに相談することでプラスになるような「相談すべき相手ベスト5」をご紹介していきます。
自分の身近に対象となる人がいれば、ランキング順に選んで相談してみましょう。
1人で思い悩んでいるだけでは見えにくかった今後の未来、今後の方向性を見出せるきっかけを与えてくれたり、不安定になっている心のバランスをサポートしてくれる大きな助けとなるはずです。
失恋相談したい相手1位は「親しい友人」
自分に最も近い相談相手ですね。
日常的に話をし合う関係で、自分の状況を知り合う関係であり、どんな恋愛をしてどんな状況をたどってきたのかを知ってくれている分、「自分のことのように」親身に相談に乗ってくれるでしょう。
失恋相談したい相手2位は「親」
親友より恋愛状況を把握しきれていない部分があるかもしれませんが、人生の先輩として「幸せになってもらいたい」という親心から相談に乗ってくれるでしょう。
日ごろは親の言うことは反発したくなることも多いですが、本当に弱っているときに誰よりも心配をしてくれる相手でもありますね。
失恋相談したい相手3位は「恋愛カウンセラー」
同情や共感といった「個人的な感情」を抜きにして、専門家として心のバランスの取り方をアドバイスしてくれます。
気持ちの整理の仕方が分からなくなっている人は心理的に自分を分析してもらうのもおススメ。
失恋相談したい相手4位は「関係のない人」
自分の状況を知らない人に相談するのもアリです。
状況を知らないからこそ、一般論として冷静な意見をくれる相談相手になるでしょう。
ただし適当な性格の人や、心ない人はNG。
相談する価値がありません。他人の話も聞いてくれる、そんな心の広い相手限定です。
失恋相談したい相手5位は「同じ経験がある人」
全く同じ経験をする人はいませんが、同じパターンとしての経験を持っている人はいます。
同じような失恋経験をしたことがある人は、同じような痛みと苦しみも経験した人。
相談することで「自分だけじゃないんだ」という安心感から気持ちが和らいだり、解決策が見えてくるきっかけになることもあるでしょう。
失恋相談の相手を間違えるとより深みにハマるリスクも…
相談をしたいと思う人は、誰もが「現状打破」への期待を持っています。
また、自分が不安に思っている期待に対する後押しへのサポートですね。
どんなにキツイ選択になろうとも、今の状況を変えて次にステップアップしたい人は相談することで新しい意見や考え方を取り入れえ前に進もうとします。
失恋ショックの中でも「本当はこうしたい」とい願望を持っている人は、自分の願望を援護してくれるような言葉を求めて相談します。
相談する人にはこのように2パターンの気持ちから相談をするものですが…
どちらも相談相手が「本当に自分のことを考えてくれ人」を選ばないと、より悩みを増やしてしまう結果になり「相談しなきゃよかった」なんて後悔を抱えてしまうことになるでしょう。
前に進みたい人を本気で応援してくれる気持ちのある人、願望を後押ししてほしい人に本当にその人のためになるサポートしてくれる気持ちのある人、を選べるかどうかが…この先の運命の大きな分かれ道になるでしょう。
失恋相談NGの人の特徴
失恋の相談をしたい相手ベスト5にランクインしている人でも、自分が信用している人であっても、このタイプの人には相談しないほうがいいという人たちもいます。
それは相手の状況が影響してくるので、相談したい人、相談すべき人…であっても、これからご紹介する5つタイプの人たちへの相談はおススメできません。
気持ちを晴らしたくて、少しでも暗い現状から抜け出したくて…そんな必死の思い1つで相談を持ちかけても、プラスになるような話し相手にならない可能性が非常に高い状況の人たちです。
相談することで後悔するリスクがでてくるので、できるだけ避けるように意識を持っておきましょう。
もちろん、どうしてもその人に話したい、というなは話は別。
どんな結果になろうとも信頼しきっている人の言葉を聞きたい、話を聞いてもらいたい気持ちが強くあるのであれば…結果どうこうの前に「その人に話すだけで価値がある」こともあります。
要は自分を知ってもらいたい想いの強い相手ですね。
ただ、相談するまえに一呼吸おいて、「本当に相談してもいいのか」を考える余裕だけは持てるようにしておきましょう。
「リア充」の人に失恋相談はNG
どんなに信用できる人であっても、リア充に満たされている状況であれば失恋相談は避けるべきですね。
幸せの中にいる人は周りが見えにくくなっているので、つい心ない言葉を出してしまうこともあります。
また何でもポジティブに考えられる状態なので、暗く落ち込んでいるところを無理に持ち上げようとしたり…余計に落ち込みが増してしまうリスクがあります。
「自分よりも不幸」な人に失恋相談はNG
自分より不幸な人を見ることで「自分はまだマシ」と思うこともあるでしょう。
人の不幸をバネに気持ちを持ち直せることがあるのも事実です。
しかし、実際に相談を持ちかけて話をすることで…不幸オーラに巻き込まれてしまうことも。なるべく避けるべき相談相手です。
「噂話が好き」な人に失恋相談はNG
その場では親身に相談に乗ってくれて感謝することがあっても…後から人に話されて噂になってしまうこともあります。
「誰にも言わないから」の言葉だけ信用してはいけません。
偽善者面して話のネタに持っていかれてしまうことだって…悲しいことによくあるケースなのです。
「バーのスタッフ」に失恋相談はNG
相談しやすい相手としてバーのマスターやスタッフは人気ですが、本気の失恋相談はやめたほうがいいですね。
愚痴程度であればいいのですが、真剣な相談は「真剣に聞いてもらえない」確率が高くなります。
多くのお客の話を聞くことも仕事の飲食業の人たちは、1人1人に真剣に向き合うことは…そうそうありません。
適当に流されたり、適当なアドバイスをされるものなのです。
「SNS繋がり」に失恋相談はNG
誰にも知られたくないけど、誰かに相談したい…として、失恋の相談相手にSNS繋がりの「どこの誰かも分からない人」に相談する人が増えています。
しかし、これもおススメできる相手ではありませんね。
どこの誰かも分からない安心感は、いつしかどこの誰かも分からない不安に変わるもの。
もしかしたら身近な人間かもしれませんし、もしかしたらこの相談がきっかけで急接近することになり、下手に思いを寄せられてストーカー化したり…。
自分のプライベートな話はSNS経由で相談するにはリスクがあります。
失恋相談には「共感」があっても「共有」はできない事実
誰もが経験するであろう失恋。
しかし、誰もが「同じ人と同じ失恋」をする訳ではありません。
全く同じ気持ち、同じ状況で生きてきた結果での失恋をしている訳でもありません。
似たような経験があっても、それはやはり「別の人生での他人の失恋」。
どんなに気持ちが通じ合っている、信頼し合っている人であっても、共感こそあれ共有はできないものであることの自覚を持ちましょう。
この自覚がなければ、信頼している分、ほんの少しでも自分の感情に合わない意見を持たれることで一気に不快になってしまうパターンがあるからです。
せっかく相談しても、せっかく良い方向が見えそうになっても、たった一言で気持ちが一変してしまうことも珍しい話ではありません。
下手な反発心が生まれてしまうことで、自分の心を無視してでも無茶な行動を取りたくなる衝動にかられてしまうケースもあるのです。
相談するなら、「自分と同じ人間はいない」ということをしっかりと自覚し、相談相手も「あくまで他人」であることを忘れずに、どこか一線を引ける状態で相談をすることが望ましいですね。
少しくらい意見の食い違う場面がでても、最初の線引きを忘れなければ…
「こういう意見もある」として、素直に聞き入れることができる可能性が高くなり、結果として「相談してよかった」で終わることができるでしょう。
失恋の苦しみを解放できる「本当の相談相手」の見極め力を養おう!
超プライベートな相談となる「失恋相談」は、本当に自分にとってプラスとなる結果を運んでくれる相談相手を見極められるかが、苦しみから解放できる重要なポイントになってきます。
自分が話したい相手に相談するのは1番ですが、もっと自分の未来を考えて選ぶためには、相談することで状況改善ができる本当の相談相手に相談することがベストになります。
相談を受けて…「ためになることを真剣に考えてくれる人」、「間違った考えを持っているときにちゃんと指摘して道を正してくれる人」に相談できなければ、相談する意味はないのです。
失恋したときには、苦しみから解放されたいがために「誰でもいいから話を聞いてほしい」と相手を選んではいけないのです。
そのとき一番近くにいる人、一番話せる状況にある人に相談をしてしまうこともありますが、そこは気持ちをぐっと抑えて…本当に相談すべき人を選べるように意識を強く持ってください。
ここが大きなターニングポイントになることは間違いありません!