失恋はとても辛いものです。
相手への想いを消化できないままでの失恋ならなおさら、その痛みは強くなるでしょう。
誰だって苦しい思い、悲しい思い、辛い毎日…から、一刻でも早く抜け出したいと思うでしょう。
しかし、どんなに前を向きたい気持ちがあったとしても、心と頭はバラバラに。
自分をコントロールできない現状にこれまた悩みを抱えてしまう人も少なくありません。
失恋とは、それだけ人にダメージを与えてしまうことなのですよね。
でも諦めないでください!
忘れられない失恋はありません。
多少の思い出や記憶としては残りますが、毎日その痛みを感じ続ける生活からは抜け出せます!
今回は忘れられない失恋を忘れるための方法をご紹介します。
明日が今日より少しでも明るくなれるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
失恋を忘れるために必要な心構え
忘れられない失恋でも、タイミングやきっかけがあれば忘れることはできます。しかし、そのために必要な3つの心構えがあります。
失恋を乗り越えるための下地になる重要な部分なので、まずは心構えの意識をしっかりと持つことから始めましょう。
大好きだったからこそ忘れたい!辛い失恋を忘れるための15のステップ
幸せな未来を絶対に諦めない
過去の失恋から立ち直るためには、未来にいる幸せな自分を絶対に諦めないこと。
明るい未来を見ようとする心は、明るい未来を引き寄せる力があります。
失恋の痛みを引きずったまま未来を信じることなく、どんよりした気持ちのままでいると…どんどん悪いエネルギーが溜まってしまい、暗い毎日から抜け出すことはできません。
「もしも」の可能性はなかったことを自覚する
忘れられない失恋を抱えてしまう人の多くに、「もしもあのときこうしていれば」とか「もしもあのときこう言っていれば」など、変えられない過去に対して「もしもの期待」をしてしまうことがあります。
たとえ過去に戻ることができたとしても、今の状況を変えられることはありません。
結果としては同じになることがほとんどでしょう。
必要とされない恋愛に未来はなかったことを自覚する
失恋をしたということは、相手から「必要とされなかった」証拠。厳しい話ですがこれが現実です。
必要とされない相手との時間を延ばせたとしても、その先に明るい未来はないでしょう。
努力で変えられる未来があるのであれば、そのチャンスはあったはず。
チャンスを物にできなかったということも…これまた現実なのです。
失恋を忘れるために効果的な13の方法
失恋を忘れるには「元カレを見返せるように自分を磨く」
元カレに「もったいなかった」と思わせるくらい、自分磨きに励んでみましょう。
振られたことで解消できない気持ちがくすぶっていることもあります。
自分が後悔するのではなく、元カレが後悔するような結果になれることで、過去との決別ができる人もすくなくありません。
失恋を忘れるには「元カレとの連絡を一切立つ」
「もしかしたらもう一度もとの関係に戻れるかも…」という淡い期待を持ちたくなる気持ちは分かりますが、失恋後の復縁確率は相当に低いものです。
さらに復縁できたとしても、「2番目」や「キープ」としてのポジションでの復縁も多く、幸せな未来を見ることはできないことがほとんど。
下手な期待をしないで元カレとの連絡を絶つ勇気を持つことも、忘れるための大きなポイントになってきますね。
失恋を忘れるには「自分を癒すことだけを考えて行動する」
マッサージ、エステ、温泉、気楽な一人旅、豪華な食事…など、とにかく徹底的に自分を癒してあげる時間を作るのもおすすめです。
心地よい感覚、空間、満たされる胃袋は、心痛みを薄くさせてくれる効果があります。
失恋で傷んだ自分を大事に癒してあげましょう。
身も心もリフレッシュされれば、次の一歩が見えてくるはずです。
失恋を忘れるには「元カレの嫌な思い出をたくさん思い出す」
どんなに忘れられない恋愛をしたとしても、完ぺき100パーセント理想の恋愛は存在しないはず。
どんな恋愛でも必ず「嫌な思い出」の1つや2つはあるでしょう。
失恋したときには良かったことばかり思い出しがちですが、あえて嫌な思い出を引っ張り出すようにするだけでも、元カレへの気持ちを消すための材料になります。
失恋を忘れるには「元カレを思い出す品物は徹底処分する」
見れば思い出すだけなので、できれば元カレとゆかりのある思い出の品はすべて処分するほうがベストですね。
元カレのことを思い出すことなく帰宅した際でも、家の中にある思い出の品を目に入れることで一気に元カレを思い出してしまうもの。
思い出す道具はできるだけ周りから排除することで、思い出す回数が減り、いつしか忘れられるようになるはずです。
失恋を忘れるには「無理してでも笑顔を意識した生活をする」
笑顔になるときには顔の表情筋が動きます。
この筋肉の動きを脳は記憶しているので、無理にでも笑うことで脳は「今楽しいんだ」「今面白いんだ」「今幸せなんだ」と誤解してくれる作用があると言われています。
心の痛みを脳の指令で強制的に和らげる手段です。
失恋を忘れるには「時間が解決してくれるのを待つ」
失恋に対して「何もしない」というのも忘れるための1つの方法になります。
悲しくなったら泣いて、寂しくなったら友達と飲みに行って、眠れないなら映画鑑賞などをして時間を潰して…と、素直に気持ちを受け止めてあげるだけの生活をしましょう。
何もしないようですが…時間は過ぎていきます。
「時間が解決してくれることもある」ということを、実感できる日が来るでしょう。
失恋を忘れるには「SNSからしばらく離れてみる」
離れてからも元カレの情報が入りやすいSNS。
投稿内容が仕事であっても、友達関係であっても…どんな内容でも、見てしまえば元カレの日常を身近に感じてしまうことで、忘れられない環境ができてしまいます。
忘れたいのであれば元カレ情報は見ないに越したことはありません。
失恋を忘れるには「忘れることを無理に意識しない」
意識して忘れようとすることは、その分、元カレのことを思い出すことになります。
無理に忘れようとすればするほど、元カレのことを思い出す時間や回数が増えてくるので、逆効果になってしまうことも多くなるでしょう。
「忘れようとする」ことも含めて、「元カレを意識しない生活」を目指すことが大事なのです。
失恋を忘れるには「失恋したことのメリットを探す」
まずは元カレの欠点を思い出します。
次に元カレといることでデメリットになっていたことを思い出します。
失恋したということは、自分にとってプラスにならなかったことも失うということ。
この状況、見方を変えれば…「失恋したことで得るメリットがある」ことになります。
失恋を忘れるには「スケジュールを予定でいっぱいにする」
元カレのことを思い出す時間がないくらい、予定を詰め込んでみましょう。
仕事、趣味、習い事、友達との時間、自分磨きの時間…と、とにかく毎日びっしり予定を入れるのです。
人の頭は1つだけなので、同時進行で多くのことを考えるのは難しくなることを利用して、強制的に元カレを忘れる時間作りをするのです。
失恋を忘れるには「男性との時間を作る」
新しい恋をすることは手っ取り早い失恋を忘れる手段になりますが、無理に出会い探しをすることはありません。
しかし男性との交流が癒しになることは事実なので、出会いを意識しない男友達や会社仲間たちとの時間を持つことを意識してみるのもアリです。
失恋を忘れるには「元カレに完全拒否されるまで気持ちを伝え続ける」
これは最終手段です。どうしても忘れられない相手との失恋だったのであれば、その想いを伝え続けましょう。
「復縁したい、やりなおしたい」と訴え続けましょう。毎日、元カレへ連絡を入れて返事を待ってみましょう。
少しやり過ぎと思われる行動ですが、それくらい想いを本人に吐き出さない限り後悔が残る人もいます。
一生懸命伝える想いが元カレに届く可能性もありますし、可能性がなければ完全拒否を宣告されるはず。
自分で絶ち切れない未練は元カレ本人に断ち切ってもらいましょう。
乗り越えた人から学ぶこともある!失恋を忘れる体験談3選
実際に失恋を忘れることに成功した人たちのリアル体験談をお聞きください。これから失恋を乗り越えたい人の参考や勇気になるでしょう。
失恋を忘れる体験談(1)24歳・販売員Hさんの場合
高校の先輩と社会人になってから付き合ってました。私の方が高校時代から元カレを大好きで、積極的にアピールしてやっと交際までに。
…でも1年もしないで振られてしまいました。「妹にしか見れない」という、なんとも納得のいかない理由で。
振られても大好きな気持ちが消えなくて、ずっと元カレとの復縁を願っていました。
けれどもう振り向いてくれる可能性がないと感じ始めたとき、元カレとの連絡を一切やめて、SNSなど元カレに繋がる情報を絶つことを始めてから…時間が経つうちにだんだんと忘れられるようになったのです。
まだ新しい出会いはないけれど、元カレへの依存心が消えてきた今、次の出会いへの期待に少しワクワクしています。
失恋を忘れる体験談(2)29歳・会社員Sさんの場合
3年付き合った元カレと性格の不一致を理由に失恋をしました。
私としてはまだまだカレに合わせられる気持ちを持っていたのですが、「もう無理」の一言で終了。
煮え切らない思いもあってなかなか失恋を忘れることができませんでしたが、とにかく何も考えない時間を作ろうと仕事に専念することに。
それでもプライベートの時間に虚しさを感じることがあったので、暇な時間を埋めようとジムにも通いました。
忙しい毎日の中、元カレを想う時間が少なくなったことで自然と気持ちが落ち着いたのを覚えています。
その後、ジムで知り合った今カレと出会いを持つことができたので、今では「失恋してよかった」と思うくらい幸せを感じています。
失恋を忘れる体験談(3)34歳・派遣社員Nさんの場合
年齢的に30歳を超える前後から結婚への焦りがありました。
元カレとはこのまま結婚することが当たり前と思っていた矢先、自分よりも若い女性を好きになったと宣告されての失恋。
もう次の恋をする自信もチャンスもないと諦めていたのですが…相談した会社の先輩に「まだまだこれから!」と言われた一言で未来を信じる気持ちが湧き、積極的に出会いの場に繰り出しました。
最初はあまり気持ちも乗らず、なかなか良い出会いもありませんでしたが…それでも諦めずに恋活を続けた結果、結婚を前提とした付き合いができる相手と巡り合ったのです。
恋活に励んでいるあたりから元カレへの想いが薄まり、今では「思い出」として痛みから乗り越えることができました。
忘れられない失恋でもいつかは忘れる!自分と未来を信じて前を向こう!
「絶対に忘れることなんかできない」と思っていたことでも、人は…時間が経てば記憶が薄くなります。
全く思い出すことがない日が増えるのも時間の問題なのです。
失恋したての頃は考えられないことですが、本当に時間は解決してくれます。
だから焦らずに失恋の痛みと向き合っていきましょう。
無理に忘れる必要もありませんし、忘れられないと決めつける必要だってありません。
忘れられない失恋を経験したときには、とにかく少しでも時間に身を任せるくらいの「心の余裕」を持てるよう意識することです。
新しいことを考えたり、新しい出会いや環境に触れたり、新しい自分作りをしたり…何かしら未来に繋がる行動をしていくことで、いつしか忘れることができるようになります。
忘れられない失恋は「過去」の話だからです。
未来と自分を信じて前を向く気持ちを持って、辛い失恋から抜け出してください!
必ずできます!