高校一年の時、入学してから数ヵ月で大して好きでもなかった女の子に告白し、OKの返事をもらって付き合うことになりました。
前述した通り彼女の事は好きではなかったのですが、彼女を作るということに焦っていたんだと思います。
二人でいる時間が増えていくうちにだんだん本当に好きになっていって1ヶ月もすれば本気で好きになっていました。
彼女から肉体関係を進めてきて流れに任せて深い間柄になると、状況が変わっていきました。
二人で話す時間が無駄に感じるようになっていって、私は行為をするために彼女と会うようになりました。
彼女もそれで納得していると勘違いしていた私はある日彼女の部屋でいつものように行為に入ろうとした途端号泣した彼女に突き飛ばされました。
私としても行為だけという付き合いに悪意があったわけでも疑念が無かったわけでもありません。
共働きの彼女の両親が帰るまでに家を出ていかないといけないという切迫した動機がそんな淡白な関係に落ちることに拍車をかけていました。
その一件からしばらく彼女は不登校になり
私はそのまま学校を中退しました。
失恋からの立ち直り
謝ろう謝ろうと毎日彼女が登校してくるのを待っていましたが、1週間しても彼女は学校に来ず、自分がいる限りもう学校には来ないんじゃないかと考えた私はすぐに学校を辞めたことを彼女にLINEで連絡しました。
それから友達伝いに彼女が再び学校に来るようになり、学校を辞めた自分を心配していると連絡がありました。
彼女は自分のせいで私が学校を辞めたと考えるような優しい人でしたが、単に逃げただけの自分に自己嫌悪する日々が積み重なりました。
高校を中退してからバイトを始めた頃、そんな自己嫌悪から抜け出すために再び彼女に連絡を取り、相手の両親同伴でも構わないから謝らせてくれと連絡すると、彼女から二人きり良いから顔が見たいと返事がきました
彼女の自宅付近の大きな道路沿いで再会し、誠心誠意謝罪して彼女に許してもらうことで立ち直れました。
その際彼女から復縁を迫られましたが、自分にはその資格はないと辞退しました。
6年程経った今も時々思い出しますが、未だに胸が痛い体験です。