私が小学校4年生の時に失恋しました。私は当時、同じクラスの男子に恋をしていました。背が高くて成績優秀でスポーツも得意なうえに話し方がとても優しい男の子でした。他の男の子がバカなことばっかり言ってとても子供っぽく見える中で、その男子の大人びた穏やかな雰囲気はとても魅力的だったのです。私はバレンタインの日に勇気をだしてその男子にチョコレートを渡しました。彼はモテモテだったのでその日には大量のチョコをもらっていました。そしてホワイトデーの日、私も他の女子たちもお返しをもらいました。みんな同じキャラクターもののキャンディーをもらっていました。ところが一人だけ違うものをもらっている子がいたのです。その子だけがキャラクターものではなく、ハートがかかれたマシュマロでした。彼が好きなのはその子なのだとわかり失恋しました。
失恋からの立ち直り
ホワイトデーの失恋から少したった4月のことです。新学期を迎えた私たちはクラス替えが行われました。大好きだった男子とはクラスが離れたので、顔をあわせることがなくなりました。そのおかげで私は心機一転、失恋をひきずることなく新しい生活に突入することができました。そのうち失恋したことさえすっかり忘れたかのようになり、同じクラスの男子を好きになりました。好きな人しか目に入らなくなった私はすっかり失恋から立ち直っていました。