28～30歳直前まで、韓国人男性とお付き合いしていました。
別れは突然で、30歳を迎える数週間前でした。異変を感じたのはLINEの背景に桜の花びらが舞う4月1日。
LINEの会話がたどたどしいし、毎日のようにしていた電話を「頭が痛い」と断られ、女の第六感が働いたのか、言葉では言い表せない不安に襲われて眠れない夜を過ごしました。
別れはたった2日後の4月3日。
私のお休みに合わせてなのか、昼ごろに「話したいことがある」とLINE。
もう、その時には別れ話だってわかっていました。
「気になる子がいる」
「○○ちゃん（←私のこと）と一緒にいる方が幸せなんだろうなってわかっているんだけど自分ではどうすることもできなくて・・・」
「本当にごめんね」
彼は泣いていました。
私は血の気が引いていくのを体感しつつも、彼があまりにも泣くからその場では泣けませんでした。とりあえずその時は平静を装い「ありがとう」と言って電話を切りました。
GWに韓国行くチケット予約していたので一度キャンセル。でもやっぱり最後にもう一回会いたいと思い、その後何度か電話をしました。
会いたいと言ったら「いいよ」と言ってくれる彼。素直にもう一回チケット予約をする私。でも･･･会った時のことを想像し、もう、今までみたいに愛おしいものを見つめるような瞳、表情でわたしのことを見てくれないんだろうな･･･と、認めたくはないけれど、わかってしまいました。想像しただけでも苦しくて、胸が張り裂けそうでした。会いたいのは復縁したいから。会えば、やっぱりわたしじゃなきゃダメだ！と思ってもらえるんじゃないかって･･･でも、それも叶わないことは直感的にわかってしまっていました。２回もキャンセル代払ってバカみたいだけど、最後の最後は結局電話でお別れを告げました。
失恋からの立ち直り
失恋後、まず1ヶ月くらいは家でも会社でもトイレでも、最後は美容室でも所構わず泣きまくり、とにかくいろんな人に甘えて助けてもらっていました。
フラれたことによってGWの予定が白紙になったこともあり、意を決して縁切り神社に参拝するために京都旅行一人旅を決行。
カップルを尻目に黙々と神社巡りをしてきて少しだけスッキリして、まずは「別れたんだ」という事実を自覚しました。
もちろんそんなことで吹っ切れるはずもなく、アルコール依存性になるんじゃないかと思うくらい毎日飲みまくり、とにかく現実逃避していました。半年くらい、飲んで飲んで･･･めちゃくちゃな生活を送った後、ある時ふと「このままじゃダメだ！」とハッとする瞬間がありました。30歳にもなって、何をやっているんだろう。。と自分が情けなくて、何の価値もないように思えて、とにかく泣けてきました。
よく言う話ですが、落ちる所まで落ちたら、後は上がるのみでした。徐々に開き直っていき、「どうせ何も持ってないんだから失うものも何も無い！」と思い、新たなことにどんどんチャレンジするようになりました。
そうすると、人生の「流れ」が変わってくるのを感じました。ちょうどその頃、すごく身近な存在だった友達とよく会うようになり、結局、その友達と恋愛関係に発展し、その後その人と結婚し、今はとっても幸せに暮らしています。
