私はなかなか恋愛に踏み出せずにいたので、初めて彼が出来たのが25歳のときでした。
もともと人見知りな性格と男性と話すことが苦手でしたが、社会人になり周りの友達から飲み会のお誘いを受けたりして自然と男性だからと意識しすぎることもなく、普通に話せるようにもなり男友達も出来ていきました。
そんな中で友達からの紹介で一人の男性に出会いました。まだラインが主流ではなかったので毎日メールをして距離が縮まり、何度か二人で会ううちにお付き合いすることに。
初めての彼ということもあり本当に楽しくて嬉しくて、彼とのデートも毎回ドキドキしていました。
自分をよく見せよう努力したり、今思えば少し無理していたのかもしれません。
彼との仕事の休みも違っていたので、会うのはどちらかの仕事終わりで次の日はどちらかが仕事…という関係に、彼は疲れてしまったのと会いたいときに会えないもどかしさがあったようで、数カ月したところで別れ話をされました。
最初はなかなか立ち直れなくて、仕事をしているときは平気なのに終わって家に帰るまでの間に自然と悲しくなり涙が出ることもありました。
こんなに彼のことが好きだったのかと驚きましたが、もう一度連絡を取る勇気もなくてそのままお別れしました。
失恋からの立ち直り
もともと一人でドライブがてら海に行くことが好きだったので、失恋した後も海へ行きボーっと2時間くらい眺めていたら落ち着いてきたので、よし!と次へ進めるような気がしました。
そんな私を見ていた近所のおじちゃんが声を掛けてくれて、どうしたのー?と言われましたが、言葉にするとまた泣いてしまいそうだったので大丈夫です。と立ち去ろうとしたときに、そのおじちゃんが、人生まだ長いからねー!と勇気づけてくれる言葉を掛けてくれて、バーッと涙が出てきました。泣きながら運転して家に着くと、とてもすっきりとした気持ちになっていたことで、なんだか心が軽くなり次へ進めるようになりました。