お見合いをして、約10ヶ月ほど真剣に交際をしたのですが、そろそろ結婚を切り出してくれないかなと思っていた矢先、何気ないレストランでの食事中にいきなりふられました。それも満面の笑顔で「結婚はできません」です。結婚を考えずにお見合いをしたのだそうです。他にいい人ができるだろうからゴメンね、大丈夫だよ、とのことでした。お見合いって、結婚を前提にするものじゃなかったっけ、私が舞い上がっていただけかしらとその一瞬は落ち込みました。それでも10ヶ月も付き合うのかよ、と怒りもこみ上げてきました。その貴重な10ヶ月という時間を返せと思いました。目標は30歳までに結婚ということでしたので、その年は28歳の年で、ショックというよりも、焦りと怒りでいっぱいでした。
失恋からの立ち直り
私には4つ年上の姉がいて、出産を控えていました。だんだんと家事などに制限や無理がかかってきましたので、その手助けをして、失恋のことはすっかり忘れました。また出産後、生まれてきた赤ちゃんの可愛さに癒されました。また、その赤ちゃんの世話も協力していたので、仕事との両立もあり、慌ただしい充実した毎日を送っているうちに、気持ちは完全復帰しました。また、自身もそんなに焦る気持ちもなくなり、まあ結婚はゆっくりでもいいか、そのうち縁があるだろう、と思えるようにもなりました。