彼とは合コンで知り合いました。お互い一目ぼれをし、知り合って2度目のデートの時に付き合うことになりました。当時彼は社会人、私は大学生で彼は仕事の長期出張で私のいる県に来ていたため、付き合って4ヶ月後には彼の地元に戻ることになっていました。お互い初めての遠距離恋愛でしたが、辛い現実を受け止めることよりも側にいる楽しさの方が勝っていてあまり深く考えていませんでした。4ヶ月が経ち、彼がとうとう地元に戻る日にが来ました。私は大号泣、彼も涙をこらえていて別れるわけじゃないのに、今日で最後になるのかな?と不安になるシチュエーションでした。遠距離恋愛が始まって最初に気付いたことは、電話代がとてもかかるということでした。当時は無料通話やカップル携帯のようなものがまだ普及していなかったので通話料が月2万を超えてしまうこともありました。次に気付いたのは会いたい時に会えない、ということです。側にいた時はほぼ毎週末デートをしていたのに、気付けば2週間…1ヶ月…と経っていました。厳しい現実を目の当たりにし、次第に不安が大きくなりました。そんなある日、電話でささいな口喧嘩となり喧嘩の勢いで私が「じゃあ別れよう!」と言ってしまいました。一瞬の出来事でしたがそれで破局となりました。
失恋からの立ち直り
時間が解決してくれました。当時自分は大学生で時間には余裕があったので、友人と遊んだり旅行に行ったり、バイトをしたりととにかく予定を入れて考える時間を無くしていました。それでもふと一人になると思い出してしまって、そういう時は同居していた親(特に母親)に話を聞いてもらっていました。次の出会いも積極的に探していて、合コンや紹介などで異性と関わる機会は多かったです。時々投げやりになって異性と軽はずみな関係を持ったこともありました。そんな毎日を過ごしているうちに半年、一年と時間が経っていてふと別れた彼の事を思い出すと、過去の思い出になっていました。